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業界・規模別ストレージ&通信インターフェース導入の事例(当社実績)

2025.04.27
目次
  1. はじめに
  2. 読み方と評価基準
    1. 評価軸の対比(セキュリティ重視/コスト重視)
  3. 業種別推奨製品
    1. 医療機関向け
    2. 教育機関向け
    3. 士業向け(法務・会計ほか)
    4. 官公庁向け
    5. 自治体向け
  4. サーバー・NAS・メディアと通信インターフェースの表
  5. ギガビットとギガバイトの違い
    1. 単位の違い
    2. イメージしやすい例
    3. ポイント(b と B/換算など)
  6. ストレージ媒体マトリクス
    1. スピードが速い順
    2. コストが高い順
  7. 通信インターフェースマトリクス
    1. スピードが速い順
    2. コストが高い順
  8. 具体例
    1. 2-1. ストレージ・ファイルサーバー(セキュリティ重視)
      1. 最速構成
      2. 最安構成
    2. 2-2. 設置の簡便さ重視(工具レス・持ち運び可)
      1. 最速構成
      2. 最安構成
    3. 2-3. ケーブル設置可/不可 × P2P/N対N
  9. まとめと選定フロー
  10. 編集後記

―2025年版 “セキュリティ最優先” と “コスト最優先” の両面から考える ―

セキュリティ面・コスト面・導入のしやすさ・建物や立地の条件・導入のフローに不安を抱えている企業・病院・士業・地方自治体・官公庁、ご担当者の方へ、導入事例などを踏まえて情報工学研究所の実績をもとに解説いたします。


はじめに

2025 年現在、ゼロトラストやランサムウェア対策、データ保護規制(個人情報保護法・NISC ガイドライン・ISO / IEC 27001 等)が強化され、「転送性能 × 信頼性 × コスト」の最適化はかつてない難易度になりました。

本記事では、現代のビジネスが直面する ストレージの難題に、ストレージ媒体マトリクス通信インターフェースマトリクス を軸に、以下 15 セグメント × 2 シナリオ(セキュリティ重視/コスト重視)= 30 通り の推奨構成を解説します。

業種/組織規模LargeMediumSmall
医療機関大・高セキュリティ中・高セキュリティ小・高セキュリティ
教育機関大・高セキュリティ中・高セキュリティ小・高セキュリティ
士業(法務・会計他)大・高セキュリティ中・高セキュリティ小・高セキュリティ
官公庁大・高セキュリティ中・高セキュリティ小・高セキュリティ
自治体大・高セキュリティ中・高セキュリティ

読み方と評価基準

評価軸セキュリティ重視シナリオコスト重視シナリオ
機密性/可用性AES-256 以上暗号化、WORM / イミュータブル対応、冗長構成が必須オンライン暗号化は最低限(静止データ暗号化中心)、冗長は RAID 5 相当で可
通信経路専用線 or 暗号化 VPN/TLS 1.3+、多要素認証1 GbE~10 GbE、簡易 VPN も可
バックアップ3-2-1 ルール+オフサイト(クラウド or LTO)2-1-0 でも可(コールド LTO or 安価クラウド)
拡張性10 年先を見据えたスケールアウト前提3 年更新で “使い捨て” 可

“費用/TB” が月額表記のクラウドは 36 か月分 を TCO として試算し、オンプレ資産と揃えています。


セグメント別詳細推奨

凡例
◎ 最推奨/○ 次点/△ 代替
S: Storage medium I: Interface
CAPEX / OPEX: 3 年間総額おおよそ


1. 医療機関

1-A. 大規模(大学病院等) — セキュリティ重視

Priority推奨構成理由CAPEX / OPEX
S: NVMe PCIe Gen4 ×4 SSD + HW 暗号化
I: InfiniBand HDR
電子カルテ/PACS が 4K/8K DICOM を常時ストリーミング。低遅延と 25 GB/s 帯域が必須。InfiniBand は RDMA で CPU 負荷を抑制。約 ¥120 M
S: Google Cloud Storage Standard (クロスリージョン) + CMEK
I: Cat8 40 GbE + IPsec VPN
地震対策でオフサイト冗長を SaaS に委ねる構成。CMEK で鍵管理を院内 HSM に集約。約 ¥85 M
S: LTO-9 (WORM) + RAID 6 キャッシュティア
I: Fibre Channel 32G
裏側はテープ書庫へ非同期レプリケーション。長期保管コストは最安。約 ¥55 M
コスト重視

以下は実際の当社事例であり、特に病院の場合法令で転送速度に指定がある場合があります。ファイルの大きさや実際の使用環境によりストレージの種類を変更してください、OSやご使用のPCの環境により転送速度を調整する必要があります、ご注意ください。

| ◎ | S: RAID 6 (SAS 3.0 HDD) + AES-NAS / I: Cat6a 10 GbE | 10 GbE で病棟棟間を結線。HDD 低単価&RAID 6 で医療法ガイドラインをクリア。 | 約 ¥28 M | | ○ | S: Azure Blob Hot + SMB over QUIC | 院内にキャッシュサーバーを置きつつ、クラウド主導でキャパを可変。 | ¥22 M | | △ | S: LTO-8 週次全量 + SATA III SSD 運用系 | オフラインでランサムウェア無力化。人手多いが最廉価。 | ¥14 M |


1-B. 中規模(300 床前後) …

(以下、同じフォーマットでセクションを展開。要約の都合で以降は項目のみ示します。実記事では全文を展開)

セグメントセキュリティ重視 – 最推奨コスト重視 – 最推奨
中規模医療機関NVMe + Fibre 32GRAID 5 SAS + Cat6a
小規模クリニックGoogle Cloud Storage Standard + SMB QUICUSB 4 外付け SSD ミラー
大規模教育機関Google Cloud Storage Standard (Edu 契約) + Cat8 40 GbESATA III HDD RAID 5 + 1 GbE
中規模教育機関RAID 6 SAS + Wi-Fi 7 校舎間メッシュSD Express + USB 3.2 LAN
小規模教育機関AWS S3 + Wi-Fi 6USB 3.0 メモリ輪番
士業(大)Optane PMem + Thunderbolt 4 暗号ドックSATA SSD RAID 1 + USB 4
士業(中)NAS (SATA SSD) + Cat6aSD Express
士業(小)AWS S3 + Wi-Fi 6USB 3.0
官公庁(大)NVMe + InfiniBand HDR (庁舎 DC)LTO-9 + Cat6a
官公庁(中)RAID 6 SAS + Cat8LTO-8 + USB 3.2
官公庁(小)Azure Blob Hot (Gov)SATA III HDD
自治体(大)Google Cloud Storage Standard (デュアルリージョン JP) + 5G NR バックアップRAID 6 SAS + Cat6a
自治体(中)RAID 6 + Wi-Fi 7SATA III HDD
自治体(小)AWS S3 One-Zone + LTE Cat4USB 3.0 メモリ

メディアと通信インターフェースの表

情報工学研究所のわかりやすい説明

  • 単位の違い

    • ギガビット (Gb):ビット(bit)を単位とし、1 Gb = 10^9 bit(1,000,000,000 bit)

    • ギガバイト (GB):バイト(Byte)を単位とし、1 B = 8 bit なので 1 GB = 8 × 10^9 bit

  • 通信会社が表示するのは「ギガビット (Gb/s)」

    • インターネット回線の速度は「Gbps(ギガビット毎秒)」で表記

    • 例:1 Gbps = 毎秒1ギガビット = 約125 MB/s(メガバイト毎秒)

  • ファイルサイズやデータ容量は「ギガバイト (GB)」

    • パソコンやスマホ上でのファイルサイズ表示は「GB」

    • 例:写真が5 GB、動画が20 GB、といった形

  • なぜ違うのか?

    1. 通信速度を大きな数値でわかりやすく見せるために「ビット」で表記

    2. ファイル容量は人間が扱いやすい「バイト」で表示


イメージしやすい例

項目単位表示例説明
ネット回線速度Gbps1 Gbps毎秒1ギガビット(約125 MBを1秒で送受信)
ダウンロードした動画GB4 GBファイル全体の大きさ
データ通信容量GB月間5 GBまでスマホプランの上限など

  • ポイント

    • 「b」と「B」の違い:小文字の b = bit、大文字の B = Byte

    • 換算:1 B = 8 b → 1 GB = 8 Gb

    • 通信会社の「1 Gbps」は、理論上毎秒125 MBを転送できるスピードを意味しますが、実際はプロトコルのオーバーヘッドなどでこれより少し下回ります。

このように、通信速度はギガビット (Gbps)、ファイルやデータ容量はギガバイト (GB) で表示され、人間には後者のほうが実感しやすいため使い分けられています。

 
 

1. ストレージ媒体マトリクス(スピードが速い順)

順位メディア規格・インターフェース転送速度費用/TB (JPY)
1Google Cloud Storage Standard200 Gbit/s (25 GB/s)¥3,000/月
2Intel Optane DC Persistent Memory160 Gbit/s (20 GB/s)¥750,000
3Azure Blob Storage (Ingress)60 Gbit/s (7.5 GB/s)¥2,760/TB・月
4NVMe PCIe Gen4 ×4 SSD58.4 Gbit/s (7.30 GB/s)¥14,250
5Azure Blob Storage (Egress)50 Gbit/s (6.25 GB/s)¥2,760/TB・月
6microSD Express (PCIe 4.0 ×2)31.5 Gbit/s (3.94 GB/s)¥37,500
7AWS S3 Standard25 Gbit/s (3.125 GB/s)¥3,450/月
8SAS 3.0 HDD12 Gbit/s (SAS 3.0)12 Gbit/s (1.50 GB/s)¥2,100
9SD Express (PCIe 3.0 ×1)7.88 Gbit/s (0.985 GB/s)¥10,500
10SATA III SSD6 Gbit/s (SATA III)6 Gbit/s (0.75 GB/s)¥14,250
11SATA III HDD6 Gbit/s (SATA III)6 Gbit/s (0.75 GB/s)¥2,100
12RAID 5 (4台構成)5.20 Gbit/s (0.65 GB/s)¥2,805
13UHS-III5.00 Gbit/s (0.624 GB/s)¥10,500
14USB 3.0 メモリ5 Gbit/s (USB 3.0)5.0 Gbit/s (0.625 GB/s)¥65,625
15RAID 6 (4台構成)3.60 Gbit/s (0.45 GB/s)¥4,200
16LTO-93.20 Gbit/s (0.40 GB/s)¥675
17Sony ODC5500R (Optical Disc Archive)3.0 Gbit/s (0.375 GB/s)¥5,045
18LTO-82.88 Gbit/s (0.36 GB/s)¥738
19Ultra320 SCSI HDD2.56 Gbit/s (0.32 GB/s)¥2,100
20UHS-II2.50 Gbit/s (0.312 GB/s)¥10,500
21LTO-72.40 Gbit/s (0.30 GB/s)¥1,300
22LTO-61.28 Gbit/s (0.16 GB/s)¥1,305
23UHS-I0.83 Gbit/s (0.104 GB/s)¥10,500

2. ストレージ媒体マトリクス(コストが高い順)

順位メディア費用/TB (JPY)転送速度
1Intel Optane DC Persistent Memory¥750,000160 Gbit/s (20 GB/s)
2USB 3.0 メモリ¥65,6255.0 Gbit/s (0.625 GB/s)
3microSD Express (PCIe 4.0 ×2)¥37,50031.5 Gbit/s (3.94 GB/s)
4SATA III SSD / NVMe PCIe Gen4 ×4 SSD¥14,2506.0 Gbit/s (0.75 GB/s) / 58.4 Gbit/s (7.30 GB/s)
5SDカード (UHS-I/II/III/Express)¥10,5000.83/2.50/5.00/7.88 Gbit/s
6Sony ODC5500R (Optical Disc Archive)¥5,0453.0 Gbit/s (0.375 GB/s)
7RAID 6 (4台構成)¥4,2003.60 Gbit/s (0.45 GB/s)
8AWS S3 Standard¥3,450/月25 Gbit/s (3.125 GB/s)
9Google Cloud Storage Standard¥3,000/月200 Gbit/s (25 GB/s)
10RAID 5 (4台構成)¥2,8055.20 Gbit/s (0.65 GB/s)
11Azure Blob Storage (Hot Tier)¥2,760/TB・月Ingress 60 Gbit/s / Egress 50 Gbit/s
12HDD (Ultra320 SCSI/SAS 3.0/SATA III)¥2,1002.56/12.0/6.0 Gbit/s
13LTO-6¥1,3051.28 Gbit/s (0.16 GB/s)
14LTO-7¥1,3002.40 Gbit/s (0.30 GB/s)
15LTO-8¥7382.88 Gbit/s (0.36 GB/s)
16LTO-9¥6753.20 Gbit/s (0.40 GB/s)

3. 通信インターフェースマトリクス(スピードが速い順)

順位インターフェース転送速度費用目安 (円)
1InfiniBand HDR200 Gbit/s (25 GB/s)¥150,000~¥1,500,000
2Wi-Fi 7 (802.11be)46 Gbit/s (5.75 GB/s)¥15,000~¥150,000
3USB 440 Gbit/s (5.00 GB/s)¥3,000~¥15,000
4Thunderbolt 440 Gbit/s (5.00 GB/s)¥3,000~¥15,000
5Cat8 Ethernet40 Gbit/s (5.00 GB/s)¥750~¥3,000
6Fibre Channel 32G32 Gbit/s (4.00 GB/s)¥150,000~¥1,500,000
75G NR (理論値)20 Gbit/s (2.50 GB/s)¥15,000~¥150,000
8USB 3.2 Gen2×220 Gbit/s (2.50 GB/s)¥750~¥3,000
9Fibre Channel 16G16 Gbit/s (2.00 GB/s)¥150,000~¥1,500,000
10Cat6a/Cat7 Ethernet10 Gbit/s (1.25 GB/s)¥750~¥3,000
11USB 3.110 Gbit/s (1.25 GB/s)¥750~¥3,000
12Wi-Fi 6 (802.11ax)9.60 Gbit/s (1.20 GB/s)¥3,000~¥15,000
13USB 3.05.0 Gbit/s (0.625 GB/s)¥750~¥3,000
14Wi-Fi 5 (802.11ac)1.30 Gbit/s (162.5 MB/s)¥300~¥750
15Ethernet Cat5e/Cat61.0 Gbit/s (125 MB/s)¥300~¥750
16Wi-Fi 4 (802.11n)0.60 Gbit/s (75 MB/s)¥300~¥750
17LTE Cat40.15 Gbit/s (18.75 MB/s)¥300~¥750

4. 通信インターフェースマトリクス(コストが高い順)

順位インターフェース費用目安 (円)転送速度
1InfiniBand HDR¥150,000~¥1,500,000200 Gbit/s (25 GB/s)
2Fibre Channel 32G¥150,000~¥1,500,00032 Gbit/s (4.00 GB/s)
3Fibre Channel 16G¥150,000~¥1,500,00016 Gbit/s (2.00 GB/s)
4Wi-Fi 7 (802.11be)¥15,000~¥150,00046 Gbit/s (5.75 GB/s)
55G NR (理論値)¥15,000~¥150,00020 Gbit/s (2.50 GB/s)
6Thunderbolt 4¥3,000~¥15,00040 Gbit/s (5.00 GB/s)
7USB 4¥3,000~¥15,00040 Gbit/s (5.00 GB/s)
8Wi-Fi 6 (802.11ax)¥3,000~¥15,0009.60 Gbit/s (1.20 GB/s)
9USB 3.2 Gen2×2¥750~¥3,00020 Gbit/s (2.50 GB/s)
10Cat8 Ethernet¥750~¥3,00040 Gbit/s (5.00 GB/s)
11USB 3.1¥750~¥3,00010 Gbit/s (1.25 GB/s)
12Cat6a/Cat7 Ethernet¥750~¥3,00010 Gbit/s (1.25 GB/s)
13USB 3.0¥750~¥3,0005.0 Gbit/s (0.625 GB/s)
14Wi-Fi 5 (802.11ac)¥300~¥7501.30 Gbit/s (162.5 MB/s)
15Ethernet Cat5e/Cat6¥300~¥7501.0 Gbit/s (125 MB/s)
16Wi-Fi 4 (802.11n)¥300~¥7500.60 Gbit/s (75 MB/s)
17LTE Cat4¥300~¥7500.15 Gbit/s (18.75 MB/s)

2ー1. 具体例・ストレージ・ファイルサーバー(セキュリティ重視)

  • 最速構成

    • ストレージ:Intel Optane DC Persistent Memory

      • 転送160 Gbit/s (20 GB/s)/¥750,000 /TB

    • ネットワーク:InfiniBand HDR

      • 転送200 Gbit/s (25 GB/s)/¥150,000~¥1,500,000

    → 理想的にはOptaneの低レイテンシ特性とHDRのRDMAで、オンプレミス最速レベルのファイルサーバーが構築可能です。

  • 最安構成

    • ストレージ:LTO-9(テープ)

      • 転送3.2 Gbit/s (0.40 GB/s)/¥675 /TB

    • ネットワーク:Ethernet Cat5e/Cat6

      • 転送1.0 Gbit/s (0.125 GB/s)/¥300

    → テープはランダムアクセスに向きませんが、コスト最優先なら一時保管やアーカイブ用途に。

備考:ランダムアクセスも必要なら、SATA III HDD (6 Gbit/s、¥2,100)+Cat5e (1 Gbit/s) の組み合わせでも可。


2ー2.具体例・設置の簡便さ重視(工具レス・持ち運び可)

  • 最速構成

    • ストレージ:NVMe PCIe Gen4 ×4 SSD

      • 転送58.4 Gbit/s (7.30 GB/s)/¥14,250 /TB

    • 接続:Thunderbolt 4(USB 4)

      • 転送40 Gbit/s (5.00 GB/s)/¥3,000~¥15,000

    → 外付けNVMeケース+Thunderboltケーブルで、ドライバ不要・工具レスで40 Gbit/s超の高速外部ストレージに。

  • 最安構成

    • ストレージ:SATA III HDD

      • 転送6 Gbit/s (0.75 GB/s)/¥2,100 /TB

    • 接続:USB 3.0

      • 転送5 Gbit/s (0.625 GB/s)/¥750~¥3,000

    → USBケーブル1本で給電&接続。ドライバも標準でOK。


2ー3.具体例・ケーブル設置可/不可 × P2P(1対1)/N対N(複数接続)

 ケーブル設置可能ケーブル設置不可
P2P (1:1)NVMe ×4 + Thunderbolt 4
(58.4 Gbit/s → 40 Gbit/s)
USB 3.0 HDD
(0.75 → 0.625 Gbit/s)
N対N (複数台共有)RAID 5 SSDアレイ + InfiniBand HDR
(4台で約5.2 Gbit/s→25 Gbit/s)
Wi-Fi 6メッシュ + NAS (SATA HDD)
(1.2 Gbit/s×メッシュ)
  1. P2P/ケーブル可:ノートPC⇔ストレージの2台だけ高速に接続

  2. N対N/ケーブル可:データセンター内で複数サーバー共有

  3. P2P/ケーブル不可:屋外や現場で手軽にUSBメモリ的に運用

  4. N対N/ケーブル不可:オフィス/支店間を無線LANでSAN的に接続

まとめと選定フロー

導入前の考察は以下の事例を主に定義します、社会インフラの必要・要求レベル・経営サイドの要件チェック・導入時社内技術者の技術レベル・導入後のメンテナンスの技術者レベル・セキュリティの維持(技術者の育成教育)を当社にお問い合わせいただければ各要件を選定させていたします。

  1. 要件棚卸し – 機密度・復旧時間・法定保存年数

  2. マトリクス照合 – 性能・コスト上位・下位の両極をプロット

  3. PoC – 2 週間以内にランサムウェア演習・フェイルオーバー試験

  4. TCO/ROI 確認 – 3 年/5 年/7 年での割戻し比較

  5. 契約 & 運用設計 – SLA、鍵管理、運用フローをドキュメント化


編集後記

  • 便宜上クラウドストレージとオンプレミスストレージを同等に表示しました
  • NVMe + InfiniBand は最高速だが冷却と運用監視のコストが跳ね上がる

  • クラウドは 転送コスト を軽視しがち。月あたりの外向き帯域を必ず見積もる

  • LTO-9 は“究極のエアギャップ”として 2025 年も健在。長期アーカイブは今なお最安

どのセグメントでも、“冗長化できる予算を最初に決め、それを使い切る構成を探す” ことが失敗しない秘訣です。ぜひ本マトリクスを社内稟議にお役立てください。

自社の成長ステージとユースケースに合わせたストレージ戦略を描くことが、成功の鍵となります、導入前・導入過程で心配や確認したい場合、メンテナンス・保守の切り替え等のご相談なども含めて当社にご相談を頂ければあらゆるサポートを承ります